9月1日 曇り 起床6時
朝食 厚切りトースト
ソーセイジ
卵焼き
豆乳
青汁
雨が降ったら降ったで洪水。
能登はエライ目に会ってる。
七尾の中島へはハゼ釣りに何度も行った。
静かでいいとこなのに。
今のとこ小松に被害はない。
梯川も変化なし。
僕は面倒くさがりでアチコチ行くのは好きではない。
でも、競輪に誘われ富山市や福井市に通っているうち
に、そうでもなくなった。
知らない場所に行くのはなかなか面白い。
秋が深まったら、どこかの静かな旅館で酒でも飲もう
と思う。場所はやっぱ能登がいいな。
さてさて。
何度もデニス・ルヘインを登場させているが、僕は100
年前の米国に非常に興味がある。
何故かと云うと、その頃米国で生まれた問題が、今の日本
にも起きていると思えるからだ。
丁度100年前に米国のスポーツ界は、アマチュアリズムか
らプロ化へ舵を切った。そして、学生スポーツをプロ化する
法律を作った。
読売が「箱根駅伝」を私有化し、朝日が「夏の甲子園」を
私物化し、金を稼いでいる。
読売と朝日が稼いでることが問題ではない。
問題なのは「選手」に正当なギャラが払われていないことだ。
箱根の山を登る選手は無報酬だろう。
出場する大学には、各々200万がテレビ局から支払われ
ているらしい。それにしても安過ぎる。
陸上の学生たちは今も、劣悪な合宿所で暮らしているとか。
いやはや、ここまで個人を無視する社会は異常だ。
アマチュア・スポーツは一握りの大人達の欲望を満たす道
具と化した。
それで再びルヘイン。
100年前のボストン市警の警官たちが世の中をどう観て
いたか。
ボストン市警の警察官たちは全国的な組合に入ろうとする。
物価が上がり過ぎ、給料は電車の運転手よりもずっと安く、
警察の仮眠所はノミだらけと云う有様だった。
でも彼らはボルシェビキの手先と見なされる。
移民の国の国民は、新しい移民を信用しない。
「共産主義野郎がアメリカを乗っ取っても良いのか!」
そして、ボストン市警がストライキに入った夜、全国から集
まったアナーキスト、社会主義者、共産主義者、テロリスト
達が蜂起する。
これを排除しようと、「スト破り」で集められた市民・学生と、
人種差別主義の警官達は一緒になって、左翼テロを防ごうと血
まみれの戦いに突入する。
左翼テロに立ち向かったのは、人種差別主義者と白人至上主義
者だった。ここが日本人にはなんともだが。白人至上主義者を
トランプ大統領が悪く思ってないのも、米国独特の生い立ちの
せいだと思う。
ネットの発達はついに、この頃の米国に日本を近ずけた。
人々の意見は右と左に分かれ敵対する。
人間には敵が必要だと知った時には、もうすでに遅かった。
100年前の米国から大いに学ばねばいけない。
日本が内乱状態になると今は誰も想像してないが。
血まみれになる覚悟はいる。
そんな時代が到来したのだと認知した方がいい。
長くなった。
こんなことを能登の中島町あたりで、静かに考えたい。
無性にそうしたい。
「おいら・いち・抜けた!」
誰かが昔云ってたなー。
呑気で平和な時代だったんだよなー。