5月10日 快晴 起床5時
朝食 玉子巻き
ギョウザ
生野菜(トマト・春キャベツ)
昨日、伊豆から帰る。
相も変わらず電車に6時間半揺られた。
僻地(伊豆稲取)から僻地(小松)への移動だから
しょうがない。
今日はとても温かくて気持ちがいい。
ー神の恵みぞ ありがたきー
自転車で家を出て京町の銀行に。
時刻は9時半。
すでに子供獅子が獅子をまわしてる。
まあその下手なこと。
何処の町内か知らんが、もう少し教えんと駄目やな。
銀行からマッツへ。
至るところ通行止め。
お諏訪さんの通りは、ずらっとヤシの車が並んでる。
6日に連休が終わったばかりなのに、お旅まつりが始
まった。
小松から伊豆への電車で、僕は読みかけのミステリを開
いた。
マイクル・コナリー「罪責の神々・上」
マイクル・コナリーは1956年生まれ。
彼はフロリダやフィラデルフィアで新聞記者をしていた。
彼の手掛けた記事が好評で、ロサンジェルス・タイムスに
引き抜かれる。
「当代最高のハードボイルド」といわれるボッシュ・シリ
ーズで人気を得る。「罪責の神々」の主人公はリンカーン
弁護士。舞台はロスアンジェルス。
裁判の進め方や作戦、立ちはだかる検察側の難敵達。
それらが細々と書かれ、かなり地味なんだけど、その地味
さが逆にリアルさを増す。
北陸線「しらさぎ号」、東海道新幹線「こだま号」、熱海
から伊豆急と読み進み、伊東あたりで「上」を読み切った。
「下」は自宅に置いてきたので、残念ながら続きは後日と
なった。
ボストンを舞台にするデニス・ルヘイン。ロスが舞台の
マイクル・コナリー。このふたりが僕のお気に入り。
当然、全作品を読むつもりだ。
人間の趣味嗜好はよく分からない。
僕は数年前まではミステリにも競輪にも、全く興味がなか
った。
新しいことが好きなのかな?
今も、福井の街を歩くだけで興奮する。
輪島も同じ。知らない街はやたらに面白い。
この歳になってようやく、自分の性分と云うかスタイルが
何となくわかって来た。
僕は車の匂いが大嫌いだった。
排気ガスや、車内の匂い消しの匂いが嫌だった。
そのせいで、車の運転免許を取るなんて、一度も考えたこと
はない。
車はハイ・エース(めんたんぴん号)と、柴田が乗ってたベレ
ットGTと、飛田のワーゲンしか知らない。
パソコンやスマート・フォンは面倒くさそうでパス。
新幹線車内でパソコン打ってる若者は不憫だ。
新幹線の楽しみは、一に弁当、ニに車外の景色、三にアイ
スクリームと決まってる。
車内でアイデアが浮かべば手帳にメモすればいい。
僕は常に大中小三冊のノートを携帯している。
もし自分のスタイルを見つけられたら、生まれて来て大正
解だと思う。自分のスタイルはトコトン追求したい。
何か、こう云うとこが米国人に似てるのかも。
「日本のロック」は一番好き。
これは疑う余地がない。
好きすぎてヤバイ。
すべては日本のロックのため。
一気通貫、文句無し!