8月9日 晴れ 起床7時
朝食 きゅうりマヨ
トマト
ピーナッツ・ホイップ・トースト
アイスコーヒー
午前7時には家の電話が鳴った。
母親の友人からだった。
今日の北國新聞「忘れえぬあの時」は、佐々木忠平の「忘
れえぬあの時」だった。
僕はデッドとの出会いが「あの時」だとインタビューに答
えた。
1974年、2月、サンフランシスコ、カウパレス。
そこでの5時間に及ぶコンサート。
コンサートの題名は「サウンド・テスト」。
僕の携帯にもいくつかメールが入った。
やはり新聞に「グレートフル・デッド」なんて文字が載る
と気分がいい。ローカル新聞だとなおさらだ。
来週も載る訳で。
これで僕もほんの少しは「ローカル・スター」だ。
もっと地元の為に働けば「ローカル・ヒーロー」になれ
るかも。
そうなら、今のうちにバンドで、ダイアー・ストレイツの
「ローカル・ヒーロー」を練習しとけばいいんじゃないの
?良い曲だし、なんてね、アホやわ。
さてさて。
まだ何も実績のない美男代議士を、マスメディアはこぞっ
て総理候補に持ち上げる。
小泉某に罪はないが。
だいたい超良血馬は走らない。
見かけが良いので高値で売れるが。
小泉某が超良血か知らないが、僕は走らないと思う。
小泉某が危険を冒して、クリスタルに近ずくとは思えない。
クリスタルは「エエとこの息子」が好みで、あちこちに網
を張る蜘蛛女だ。
ある時は、クラッシック指揮者の息子と結婚かと騒がれ
たが、結婚出来なかった。
だから小泉某は、蜘蛛女には男がいると思ってたはずで
、慎重な小泉某の方から口説くとは、到底考えられない。
クリスタルは40を超え、いよいよ最後の獲物を探した。
獲物はいた。38才独身。未来の総理候補。
名前がクリスタルだから、彼女の肌は透き通るように白
い。この白さに男は致命的に弱い。
たいがいの男は泡を吹いて落ちる。
以上は僕の妄想。悪しからず。
− 「デスペラード」をラテン風に −
この目論見はほぼ成功した。
どこか夜のステージで演奏してみたい。
僕は「ホテル・カリフォルニア」もアレンジしたい。
「デスペラード」はそもそもメキシコ風だ。
僕が思うアレンジとは、曲を「そもそもの国に返してやろ
う」だ。他に云いようがないので「アレンジする」と云っ
ているが。
「ホテル・C」も帰りたがってる。生まれた場所に。
この曲もメキシコへ帰りたいのかもしれない。
或いは、中近東へ。
白人と黒人がこの世を形成している訳ではない。
僕は中南米と中近東に、人類に必要な大きなエネルギー
が眠っているように思う。
岡本太郎氏もそう確信していた。
中近東の音楽はインド音楽より、遥かに複雑でカッコいい。
メキシコは「生きる」エネルギーを生産する中心地だ。
「ラ・バンバ」一曲で、すさまじいエネルギーを感ずる。
基本中の基本の曲だ。
ー奴らはきっとメキシコからやってくる −
奴らとは、飛田一男と柴田徹だ。
僕に文句を云いにやって来る。
もうすぐお盆。
待ってるぜ!いつでも。